2009年 06月 19日
■ NHK、3か月トピック英会話(5月号)のススメ #13
I'll have the same. Do we pay/ here?
「私も同じものをください。」「支払いはここで済ませるのですか?」
この2つの表現は、意外と使えるフレーズです。是非覚えましょう。
注意点は、「the same」は、いつも定冠詞、「the」を伴うということ。
テキストにもあるように、The same for me, please. もOKです。
「I'll have the/ same.」は日本人好みの表現です。声を出して
いつでも言えるようにマスターしてください。
「Do we pay here?」は、「Am I supposed to/ pay here/ now?」
などと言い換えることが可能です。「今、ここで支払いをすればいいの?」
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Let's/ split the/ bill. 「割り勘にしましょう」
ここでのbill は、勘定のこと。日常会話では、100ドル札などの紙幣を
意味する「bill」や、「telephone bill」など請求書を意味するものが
あります。「割り勘」という言葉から、連想して「Let's go Dutch.」を
イメージする方も多いと思いますが、この表現は3大辞書の一つと言わ
れるものでもなかなか見当たりません。
理由を推測すると、オランダを意味するDutch など国名を含んだ表現は
実際には日常よく耳にするものではありますが、時と場合によって使い分け
が必要な場合があります。推測ですが、オランダは昔から世界を市場に
インドネシア他の国々を相手に商取引きをしてきた国なので、お金に関して
も無駄なお金は使わないというイメージがあり、それを加味した表現である
ため金にシビアという印象から、辞書には掲載されにくいのかもしれません。
親しい仲間内では、ピザなどを食べた後、「Let's go/ Dutch.」の表現も
可能ですが、特に否定的な(ネガティブ)気持ちはないみたいです。
ただ、この表現を、いつもは女性にご馳走してあげるのだけど、口論になり
使ってしまったら、次回のデートはないかもしれませんね。
「Let's split (the bill).」は、穏やかな響きがあり、よく耳にします。
この表現の方がスタンダードでお勧めです。
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