2010年 08月 30日
■ 日本人に理解しにくい英語表現の違い #3
という例を取り挙げてみました。
日本人なら軽い気持ちで、あなたは、「カタカナは読めますか?」とか
「英語は話せますか?」という気持ちで、日本人がよくやる間違い表現が
コレだ!
ワン、ツー、スリー
■ Can you (read)/ kata/(ka)na? ( ): アクセントの位置
■ Can you speak/ (En)glish? ( ): アクセントの位置
と、つい言ってしまい、全く罪の意識も無いまま見過ごして
しまいます。
でも、この表現は、ネイティヴには、相手の能力を小ばかにして
「俺は(私は)できるけど、あなたにはできないでしょ?」になり、
嫌味に聞こえてしまいます。そもそも、相手に能力を確認するという
ことは、失礼な表現です。ただし、面接か何かで、相手に対して
義務や権利が伴う場合は、話は別です。
通常の会話の中では使わない表現なので、注意しましょう。
正しい表現は、
■ Do you (read)/ kata/(ka)na? ( ): アクセントの位置
■ Do you speak/ (En)glish? ( ): アクセントの位置
「あなたは、いつも英語を話しますか?」
この表現であれば、何も感情に支障は起きません。疑問文を
平叙文にしてみると
You can speak English.
You speak English. ということになり、「can」は、能力
を尋ねていることになります。「You speak English.」は、
「あなたは、いつも英語を話しますか?」となるのです。
現在形で「習慣」を表すので、という気持ちを養いましょう。