2017年 07月 12日
● 老化防止にポリフェノール。ポリフェノールとは?
人は誰でも、不老長寿を望むもの。
いつまでも若々しく、元気でありたいと願う。肌も張りがあり、血管をいつまでも若々しく保ち老化予防に必要なのは、一言で、「ポリフェノール」です。老化の原因の1つの酸化を防ぐ抗酸化作用があり、身体をサビさせ酸化することを防ぐことができる。動脈硬化を予防し、肌を綺麗にする。
ポリフェノールは、総称で、大豆に含まれるポリフェノールがイソフラボン、緑茶に含まれているポリフェノールがカテキン、柿の渋みはタンニン、コーヒーはクロロゲン酸など、全てポリフェノールのこと。ほうれん草、人参、ピーマン、ゴボウなど「色のあるものや、苦味や渋みのあるもの」は全てポリフェノール。ポリフェノールの種類は8000種類ある。白ワインより、赤ワインに多く含まれるのは、紫色の皮ごと、そして、苦い種も砕いて発酵させているから。正に、whole food drink です。
昔から良薬口に苦し、と言うのはポリフェノールのことで、漢方薬など、苦いものは薬になっている。植物は虫などから自分の身を守るために苦い成分を含んでいる。それが体に良いというポリフェノールを利用したのが漢方薬。
ほうれん草は、スーパー野菜で、他の野菜の倍くらいのポリフェノールを含んでいる。ポリフェノールは4〜5時間で尿として排出されるので、一度にたくさん摂っても意味がないので、冷凍保存しておくと良い。
ただし、ポリフェノールは水溶性なので、「ほうれん草のおひたし」は、茹でる際に沸騰したお湯に根元を先に入れ、全体を通すまでに30秒くらい。長時間お湯に浸けると栄養素が抜け出してしまう。氷水に浸し、冷まして冷凍保存。弁当にそのまま入れても、食べる時には溶けている。味噌汁や、ラーメン、炒め物料理などに少しずつ加えると良い。
レインボーカラーの野菜の摂取を勧めます。ピーマン、パプリカ、ムラサキキャベツ、ゴボウ、ナスなどの色物の野菜や渋み、苦味もポリフェノール。水に溶けやすいので、煮汁も全て飲むといい。
ただ、ポリフェノールは、残念ながら、前述のように摂取した後、体の中には長くとどまる事はできない。だいたい4~5時間で尿として排出され消えてしまうので、4時間ごとに補給すべし。
少しずつ摂ることが大事である。定期的にコーヒーや紅茶、緑茶、赤ワインを飲むのは、効率が良く、理にかなっている。赤ワインは、アルコールがあり、それがだめな人は、料理に使えば良い。熱しても栄養素は変わらない。
ポリフェノールは、水には溶けやすく吸収されやすいが、長くとどまる事はできない。一度にたくさん摂っても、摂りだめができないので⇒毎食コツコツ摂ること。味噌汁やスープに入れて摂取するのは理にかなっている。
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