NHKのドキュメンタリー番組でやっていました。とんでもない話です。
マンション修繕工事に関しての事前知識:
定期的なマンションビルの大規模修繕工事は、一世帯あたりの
負担金は、積立金からの100万円以下であるべき、だそうです。
もし、150万円も負担するというのは、異常に高いと知るべし。
修繕という考え方ではなく、我が家の「改修、改築」という考え方で、
楽しんで、住民が協力してアイデアを出すべき。玄関前のフロアが
滑りやすいのであれば、敷石を張り替えたり、屋上に、露天風呂を
作った成功例のマンションもあるとNHKの番組では伝えていました。
コンサルタントに任せっぱなしで、建築業者を選択させると、
コンサルタントに都合の良い建設修理業者を選ばせる事になり、
10%位までの隠しマージンを住民が知らない間に取られている
ケースが異常に多いという実情があるそうです。知らぬは住民だけ!
この不正を防ぐ方法は、住民が無関心にならないことで、忙しいから
などの理由で、他の人任せにすると、騙されるそうです。
インタビューに応えていた業者の話では、「住人は素人なので、平気で
騙されるのがこの業界の現状だ」と、完全に住民を馬鹿にした話を
していました。
正直な業者を選んでもらうためには、賢い住民が結束して、複数の
コンサルタント業者に相見積もりをとり、極端に安い、コンサルタント
を選ばないことだそうです。極端に安い業者は、住民の積立金ギリギリ
の見積もりを工作して、裏で建設業者からバックマージンを搾取して
いるのが、半ば業界の常識だそうです。
マンション住民の皆様、騙されないように、人任せにしないでください。
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