2009年 03月 31日
■ 冠婚葬祭に関する表現。
知り合いの身内に不幸があったり、結婚式に英語でお祝いの言葉を
掛けなければならなくなった、などというのは必ず人生において必要に
なるものです。他人事のように思っていると、いざ自分がそのような
立場になってようやく気づくものです。
これらの表現は、もちろん定番表現がいくつかありますが、たくさん
覚えておく必要はありません。自分の気に入ったものをいつでも使える
ようにしておくことが必要です。以下生徒様からのメールを一部抜粋。
「~から義妹が亡くなったとのメールが来ました。あさって、会う予定を
延ばしてほしいという連絡なのですが、お悔やみの気持ちを伝えるには
どう言えばいいですか?」
■Please accept my deepest sympathy.
「心からお悔やみ申し上げます。」
これが一番代表的な「お悔やみ表現」です。
■I'm sorry to hear about your sister-in-law's death.
「義妹の方のご不幸をお聞きし、悲しんでおります。(お気の毒に思います)」
更に追加で、もう一言。
■If there's anything I can do for you, let me know.
「私でできることがあれば、言ってください。」
悲しいときには、多くを語る必要はないと思います。以上の ■1+■1 程度の
準備をしておけば、急場は、凌げるはずです。
結婚(式)の「祝福の言葉」の代表は、
■Congratulations!
です。ただ、最後の複数の「s」を平気で忘れる人が後を絶ちません。くれぐれも
忘れないように。後は、いかに気持ちを込めて言えるかどうかです。
昔は、この表現は、男性に対してのみ許される表現である、などということを
聞いたことがあります。理由はこの言葉には、「してやったり」的な意味合いを
含むことから、女性にかける言葉としては適切ではないというものでした。
しかし、今では男女差別をしないという時代なので、このような認識は次第に
なくなり、男女、どちらにもかける祝福の言葉の典型となっています。