2010年 07月 02日
■ 使役動詞について質問がありました。
以下、その内容です。
いつも楽しみに受講しております。厳選された重要な構文と
感情の入った音声はすばらしいものです。
PowerGramを一通り読みましたが、ご講義とPowerGram
との関連がまだ、よくわかりません。PowerGramで確かめ
ようと探しますが、うまく協調できないでいます。
例えば6月25日配信:No.23では、Part I に「使役動詞」
の説明がなされていますが、確かにPowerGramの34pに
ありますが、構文などの例文も異なるようですが、どのように
関連づけて勉強すればよいかご教示くだされば幸いです。
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以下、私のコメント:BOM 2010年6月25日号、Part I から
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例文:Let me turn on the reading light.
▼「Let」とは、「~させる」という意味の「使役動詞」です。使役動詞の注意
点は、いつも第五文型の動詞(V)で:S + V + O + C の流れで順序が決まります。
C(補語)のところを注意すれば、整理して考えることができます。
▼例文の場合は、Let(:V) 、me(:O) 、turn(:C) の流れで「turn」は動詞ですが、
補語(:C)は「名詞か、形容詞のどちらかでなければならない」はずです。なお、この
例文は動詞、(let) から始まる命令形です。従って主語の(You) が省略されています。
(You:S) Let(:V) 、me(:O) 、turn(:C) が例文の全景です。
▼使役動詞の場合のポイントは、補語、turn(:C) のように、to turn の「to」が省略
される「原形不定詞」になるということです。ただし、使役動詞、「get」を使う時は、
「to」が必要になります。つまり、「to 不定詞」でなければなりません。
「let」という使役動詞は、PowerGram に「許可命令」とあるのは、例文の場合、
「私が読書灯を点けたいので、点けさせて」ということになります。
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