2010年 07月 30日
● 7月30日、父親に感謝。
九州の宮崎に二人で過ごしています。父は、大病を患ったことが
戦時中も含めて何度もあるのですが、生命力のある人だと思います。
その父親の言い癖は、私が小さい時から、「伸一、目と歯は大事に
しろよ!」でした。よって私は、50歳を過ぎて老眼になるまで
視力は1.5のままでした。また中学生の時から虫歯になったこと
がありません。今、考えると親の一言は効果があるものだと、
つくづく感心します。
90歳の卆寿(そつじゅ)の祝いを迎えるまでに長生きしてくれた
父親に感謝する気持ちで一杯です。小さな会社を経営する私にとって
小さいながらも、親は褒めてくれるし、心の支えにもなります。
また、励みにもなります。特に何をしてくれる訳でもないのですが、
生きていてくれるだけでその存在感が私に勇気と張り合いを維持して
くれています。
長生きの父のモットーは、「一病息災」です。自らの大病を乗り越える
度に学習した考えだと思います。人間、一つの病気をすることで、
健康の有難さを知り、二度と同じ思いをしたくないという気持ちが
健康に意識を持ち、関心を持たせるというものです。
父親の影響は甚大で、こういう教えも未だに息づいています。それは、
私が小学生の時から、常日頃、「伸一、薬を飲むなよ」、「加工食品は
食べるなよ、防腐剤を含んでいるので身体によくないぞ」「注射もダメ」
と言われ続けて来ました。そしてその教えを今でも、ずっと私は貫いて
いるのです。加工が進めば進むほど、加工食品には、防腐剤や体に
良くない添加物が含まれているので、極力、野菜や魚など原材料を
食べるのがいいのです。