2018年 11月 19日
◾️ PowerGram の最重要ポイント、「補語」とは何か?
“PowerGram” とは?
“PowerGram” は、「英会話のための文法書」です。
日本人のために作成された参考書です。
日本人が英語や、英会話を苦手と感じる最大の理由は、
「基本の文法」を最重要視することなく、高校、大学受験の
ためのテクニックばかりを無理に押し付けられ、楽しみながら
英語を学ぶということに欠けているからだと思います。
どんなに英語が上手くなったと自覚出来るようになっても、
英語の文法基礎知識無しには、正確な文章を書くことや、
正しい英会話表現をする事は出来ません。
生徒様方に、毎回、口を酸っぱくしながらお伝えしていることは、
① 「形容詞は、be 動詞を伴う」ということ。
② 第五文型、”SVOC” の “C”、つまり、補語と呼ばれるもの。
この補語の存在と正体を徹底的に解明することである、と
言い続けています。
この ② 補語とは、一体、何者なのでしょう。一言では言えない
ものですが、この② のポイントをおまじないのように、
いつも唱える習慣をつけてみてください。
この、たった一つの ② のポイントを確実に理解することで、
あなたの英語は世界中の誰にも理解出来る、正しい英語(米語)と
することが出来ます。
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補語とは、2つ (:#1 と #2 )に分類されます。例文を見ましょう。
#1:補語(complete: 補う➡︎Complement )が名詞の場合。
「to 不定詞の名詞的用法」のみのことです。
(形容詞的用法や、副詞的用法は補語にはなりません)
例:I want you to come to the party. (SVOC)
太文字(ゴシック体)が、名詞で「動作」を表します。
直訳:「私はあなたにパーティへ来るという(動作)ことを欲する」
意訳:「私はあなたにパーティへ来て欲しい」
#2:補語(complete: 補う➡︎Complement )が形容詞の場合。
「形容詞」は、日本人には理解しやすいものです。
例:I found the book interesting. (SVOC)
太文字(ゴシック体)が、形容詞で「状態」を表します。
直訳:「私はその本を、面白いという状態で発見しました」
意訳:「その本は、読んでみたら、面白いことがわかりました」
なぜ、形容詞が状態か?(①「形容詞は、be 動詞を伴う」)という
大原則。be 動詞は、状態を表す。だから、形容詞は状態を
意味するのです。
ただ、実は、これだけではまだ不十分です。つまり、
どんな形の「名詞や形容詞」があるのか?
そして、名詞の「to 不定詞」の部分が、例:1 の
「want」以外にどんな動詞があるのか? ➡︎ <pg34/V●>
また、「to 不定詞」の「to」が無い形の「原形不定詞」には
どんなものがあるのかを知る必要があります。
答えは、「1️⃣知覚動詞と2️⃣使役動詞」です。
PowerGram には、1️⃣、2️⃣が一覧出来るようになっており、
例文も、日常会話で使用できるものがたくさん掲載されて
います。
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