2006年 03月 15日
◎ 新TOEICテストに関しての情報(抜粋)
◎新TOEICテストでは問題作成においてMore Authentic(より実際的な)というコンセプトが基本となっています。これは実際のコミュニケーションで必要とされる英語能力を評価するために、より現実に即した状況や設定をテスト上でも再現するというもので、問題文の長文化、発音のバラエティの増加[ 米国・英国・カナダ・オーストラリア(ニュージーランドを含む) ]、誤文訂正問題の削除、などが行われています。
◎さらに現行のTOEICテストが評価していた「要点がわかる」「推測できる」といった能力だけでなく、言語運用能力の基礎をなす文法、語彙、音声識別能力などをより幅広く測定し、基礎能力があってこそ持ちうる高いレベルでの能力も評価できるように設計されています。題材にはこれまでどおり、一般的な、またはビジネスでのコミュニケーションの場面が採用されており、特殊なビジネス英語の知識を必要としたり、その国の歴史や文化に関連する固有の事象が分からなければ解答できない問題などはありません。
また、受動的な能力を直接的に評価することで能動的な能力を間接的に評価するというコンセプトも新TOEICテストに引き継がれています。
◎新TOEICテスト方式は、2006年5月から実施されますが、会社内で開催される団体での受験の場合は、2007年から実施となります。